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ゴールデンスランバー [小説]

妻が読んでいた小説を借りて、小説の面白さに目覚めたのが、伊坂幸太郎の小説。
で、電子書籍が手に入るようになってから、適当に伊坂幸太郎の小説を読んでいる。

今回、一人で大泣きしてしまったので、感想を書いておく。

ゴールデンスランバーを読んだ人にしかわからないと思うので、
読んでからまた感想を読んでもらえると嬉しい。実は、実生活では、主人公と同じように嵌められてしまった。

といっても、社会とかではなく、会社で。

部長が退職まで追い込んだんだ。

でも、俺は負けなかった。

今は別の部署で、間接的な部長の嫌がらせを受けながらも細々と働いている。

俺の方は、言いがかりから始まり、部長命令によって顛末書を何十枚と書かされ。
それを元に責められ、鬱みたいな診断を産業医に出され、
結果、退職まで追いやられた。

だが、退職はしなかった。転職もしなかった。

だから、主人公には、最後のどんでん返しにすごく期待した。

次はどうなるんだろう。次はどうするんだろう。ってわくわくしながら読んだ。

結局、ラストを読んで悔しかった。
でも、主人公の周りの人間がすごく良かった。

最後の子供のスタンプなんて、本当に泣いた。

自分の娘から、色々想像できるからだ。

幸いなことに、自分は顔を変えていない。
友人も死んでいない。

だから。
いつか来る日のために耐えようと思う。

耐えずに、転職しちゃえば?なんて何十回も聞いた。

でも、ここまでがんばったんだからって思いが支えてる。

ボーナス評価なんて最低ランク。新入社員以来の額だし。給料も新入社員並み。

それでも、家族が支えてくれてるし。友人の存在がでかいかな。
特に関東の友人ね。

ほんと感謝してる。
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